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改修後の姫路城の雄姿! [バスツアー]

平成の修理
平成の修理を終えた姫路城。
漆喰にカビが発生していないため全体的に白く見える。
工事正式名称は「国宝姫路城大天守保存修理工事」。予定期間は2009年6月27日着工から2015年3月18日竣工で、事業費は28億円(素屋根工事費 12億6千万円、補修工事費 15億4千万円)と見積もられている。施工は鹿島建設・神崎組・立建設JV。「昭和の大修理」により「50年は保つ」と言われていたが、大修理から45年が経過した時点で予想以上に漆喰や木材の劣化が進んでいたため、大天守の白漆喰の塗り替え・瓦の葺き替え・耐震補強を重点とした補修工事が進められている。
漆喰はカビが原因で黒ずみが発生するため防カビ強化剤が塗布された。天守台入り口付近・上山里下段・清水門・車門・内京口門各所の石垣修復には竜山石が使われた。
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2009年4月6日から保存修理を目的にした「平成の「姥が石」愛城募金」が行われた。
素屋根工事 - 大天守を覆う工事作業用の8階建物の建設と解体工事。素屋根を設置する場所も史跡内であるため杭を打ち込むなどの工事は出来ず自重で固定・建っていた。また木造建築がある史跡内では火が使えないため溶接ではなくボルト締めで組み立てられていた。資材搬入や作業用足場、見学部屋などを設置していた。
屋根修理 - 瓦の全面葺き直し。瓦は検査をした上で使える物は再利用し、再利用ができない分は新しい瓦に取り替えられた。平瓦は全てステンレス製釘で、丸瓦は3枚に1枚を銅線で瓦留めをして目地漆喰を塗り直された。
壁面修理 - 1-4層は、表面の漆喰を塗り直し、軒揚・破風・懸魚は傷み具合によって上塗りまたは下地から修理。5層は下地の土壁から塗り直す全面修理。破風下の窓にはハト避けのピアノ線が張られた[108]。
構造補強 - 柱・床に最小限度の耐震補強工事。

昭和の大修理のような大規模解体修理ではないため、工期中も工事や安全に支障がない範囲で大天守内部と周辺の公開は続けられる。大天守を覆う素屋根は徐々に設置・解体されるために工事の進み具合で見え方は異なった。
2010年春頃までは大天守の外観を見ることができたが、2011年(平成23年)春頃からは大天守からの展望や外観の展望が完全に望めなくなっていた。また大修理のことを知らずに旅行で日本を訪れ、現地で大天守に登ることができないことを知り落胆する外国人観光客が後を絶たないとも報じられた。

素屋根の撤去が進んだ2014年5月初旬には大天守の姿が見え始め、6月中旬にはほぼ全体が見えるようになっていた。
2009年 5月:鹿島建設・神崎組・立建設JVが16億2千万円で落札。
8月8日:起工式・安全祈願祭を開催。
10月9日:工事着工。
11月16日から工事完了まで搦手口からの入城ができなくなる。

2012年 4月7日:新調する大天守の鯱が姫路駅から三の丸広場まで祝曳された。奈良県の山本瓦工業で新調されたのは鯱4尾で、高さは約190cm、重量は約300kg。それぞれに播州一郎、次郎、三郎、四郎と名前が付けられた。
一郎と次郎は大天守に据え付けられ三郎は平成27年2月に姫路市に寄贈された。
6月:大天守最上層の屋根に新調した鯱2対が据え付けられた。
11月:大天守の瓦の葺き替えが終了したと22日に報道された。
葺き替えの対象となった約7万5000枚のうちおよそ80%は再利用され、残りの20%程は奈良県の日本伝統瓦技術保存会によって新調され葺き替えられた。大天守の工事が完了し、これより素屋根の撤去作業を開始した。

2014年 10月8日:工事用素屋根の解体・撤去が終了。
10月31日:姫路市は再公開後の3月27日から5月10日までの期間で安全管理のために1日の入場者数を1万5千人までに限定すると発表した。
開城閉城時間の変更や、整理券の配布や電光掲示板での告知が行われる予定。

修理過程での発見 最上階北側にある詳細不明の家紋。
最上階で使用されないまま壁として塗り込められた窓枠の跡が東西南北それぞれ2箇所の合計8箇所あったことが判明している。窓枠の跡については「昭和の大修理」の際にも確認されていたと当時の記録に残っているが公表はされていなかった。
池田氏の家紋「揚羽蝶」が逆さになった瓦が発見され修理施設内で展示されている。

施設概要
工期中は「天空の白鷺と名付けられた大天守を覆っている素屋根の施設から大天守上層部の修復作業を見学できた[135]。素屋根建物の南面と東面には大天守実物大の線画が描かれていた。
8階建てだが一般利用者が入館できるのは1階・7階・8階となっていた。
見学者用エレベーターが2基設置され、大天守方向はガラス張りになっているためエレベーターでの昇降の際に大天守南面の石垣・壁面・屋根の様子を見ることができた。
2014年1月15日まで公開され、その後、素屋根の解体作業に取り掛かる。
1階 - 大天守石垣部分。東側は施設入口とエレベーターの待合室、西側は出口と修理全般に関する展示と映像上映。
7階 - 大天守5階(最上階)の壁と4層屋根部分。壁面修理の見学と壁面修理(漆喰など)に関する展示と映像上映、市街周辺を見渡せる展望窓。
8階 - 大天守5層目(最上層)の屋根部分。屋根修理の見学と屋根修理に関する展示と映像上映、市街周辺を見渡せる展望窓が有った。
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